不定期連載「キレイのススメ」

「心の格言」
 こんにちは!皆様、お元気でお過ごしですか?B子です。

 感銘を受けた記事がありましたのでご紹介いたします。

★地獄と極楽は人の心にあり
  (日経ビジネス新年合併号「敬天愛人」稲盛和夫より抜粋)

 得度の際にお世話になった西片たん雪ご老師(現・妙心寺派管長猊下)とは、若い頃から親しくさせていただいているのですが、2人でお酒を酌み交わしていると、ご老師がこんな話を聞かせてくださいました。

 ある時、若い雲水がご老師に、「地獄、極楽というものは本当にあるのでしょうか」と尋ねたというのです。禅宗と言うのは、来世のことについてはほとんど教えないからでしょう。

 その雲水は問います。地獄に行くと閻魔大王や怖い鬼がいて、人が現世で犯した悪行の報いを受ける、一方の極楽は大変素晴らしい所だと子供の頃から聞かされてきましたが、そんなものが本当にあるのでしょうかと。

 ご老師はすかさず、「うむ、確かにある」と答えます。雲水は「どんな所なのですか、地獄と極楽というのは」と聞きます。そして、ご老師は静かに語り始めました。実は、地獄も極楽もちっとも変わらない。少し見ただけでは同じような場所なのだ。けれどもそこに住む人たちの心が違う。

 例えば釜揚げうどんはとてもおいしいだろう。地獄にも極楽にもそれはそれは大きな釜があって、お湯がぐつぐつ煮立っている。うどんを湯がいているその大きな鍋の周りを、腹をすかした者たちが10人も20人も取り巻いている。手にはつけ汁のお椀と2mもある長い箸を持っている。

 ここから先が違うのだ。地獄では、みんなが我先に争って箸を突っ込む。何とか、うどんをつかむことはできるのだけれども、箸が2mもあるものだから手元のつけ汁のお椀にまで持ってくることができないし、食べることもできない。

 そうこうするうちに、向こう側にいる者が箸先に引っ掛かっているうどんを横取りしようとするので、「それは俺のもんだぞ、食うな」と怒り、相手を箸の先で叩き、突く。すると「何を、この野郎」と相手も突き返してくる。そんなことがそこらじゅうで始まって、うどんは鍋から飛び散ってしまって、誰も1本も食べられずに、殴り合いの喧嘩が始まってしまう。もう阿鼻叫喚の巷と化してしまうのだ。それが地獄なのである。

 では、極楽というのはどうなっているのか。極楽にいる者は皆、利他の心、他人を思いやる美しい心を持っている。2mの箸でうどんをつかんだら、釜の向こう側の人のつけ汁につけて、「さあ、あなたからお先にどうぞ」と言って食べさせてあげる。

 すると、今度は向こう側の人が同じように自分に食べさせてくれる。1本たりともうどんを無駄にすることなく、みんながおなかいっぱい食べられる。地獄と極楽は確かにある。人の心のありさまがそれらを作り出すのだよと、ご老師は若い雲水に話して聞かせたというのです。
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